倍数の判別法の重要例題とその解法を図解入りで詳しく説明。解法をきちんと理解して算数の計算力UP・得点力UP・YT対策としてご自由にお使い下さい。

片倉学の中学受験算数講座

倍数の判別法

倍数の判別法のポイント

倍数の判定方法とは

2の倍数: 下1ケタが偶数(0、2、4、6、8)

3の倍数: 各位の数字の和が3の倍数

4の倍数: 下2ケタが「00」か「4の倍数」

5の倍数: 下1ケタが「0」か「5」

6の倍数: 下1ケタが偶数かつ各位の数字の和が3の倍数
       (つまり2の倍数と3の倍数の両方の性質を兼ね備えている)

8の倍数: 下3ケタが「000」か「8の倍数」

9の倍数: 各位の和が9の倍数

11の倍数: 

各位の数字がabcdefのとき(a+c+e)-(b+d+f)が『0』か『11の倍数』

<倍数の判定法の具体例>

★3の倍数 

357⇒各位の数字の和は3+5+7=15 15は3でわり切れる(3の倍数)ので357は3の倍数である。

★4の倍数

2360⇒下2ケタの「60」は4でわり切れる(4の倍数)ので2360は4の倍数である。

★6の倍数

23472⇒下1ケタの「2」は偶数で、各位の数字の和は2+3+4+7+2=18
18は3でわり切れる(3の倍数)ので23472は6の倍数である。

★8の倍数

51232⇒下3ケタの「232」は8でわり切れる(8の倍数)ので51232は8の倍数である。

★9の倍数

37548⇒各位の数字の和は3+7+5+4+8=27 27は9でわり切れる(9の倍数)ので37548は9の倍数である。

★11の倍数

285769⇒(9+7+8)-(6+5+2)=24-13=11より285769は11の倍数である。

※この他によく出題される問題は『99の倍数』です。当然、『99の倍数』は『9の倍数』と『11の倍数』の両方の性質を兼ね備えています。これらの倍数の判定方法をしっかりと覚えましょう!

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