相当算(そうとうざん)の重要例題とその解法を図解入りで詳しく説明。解法をきちんと理解して算数の計算力UP・得点力UP・YT対策としてご自由にお使い下さい。

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相当算


相当算のポイント

相当算とは

割合の第3用法を利用して、1あたりの量を求める文章題を相当算と言います。

割合の第3用法 もとにする量=比べる量÷割合

割合の問題全般にあてはまることですが、特に相当算の場合は、「もとにする量」「比べる量」「割合」が何か?を問題文を読んできちんと把握することが重要になります。

「相当算」の重要問題とその解法
【重要問題1】

 バネにおもりをつるしたところ、バネの長さの1/3だけのびて、全体の長さが36cmになりました。何もつるしていないとき、バネの長さは何cmですか。

【解法】

 おもりをつるしたときのバネの長さ(=36cm)が、はじめのバネの長さの(1+1/3=4/3)にあたりますから

  36÷4/3
=36×3/4
=27

 答え 27cm

【重要問題2】
 学君は持っているお金の2/9を使って問題集を買いましたが、まだ3500円残っていました。学君がはじめに持っていた金額は何円ですか。

【解法】

 問題集を買った後の残りの金額(=3500円)が、はじめに持っていた金額の((1-2/9=)7/9にあたりますから

  3500÷7/9
=3500×9/7
=4500

 答え 4500円

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